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長文堂【山形県山形市】

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企業概要

  • 会社名

    長文堂

  • 創業・設立年

    1952年

  • 業 種

    鋳造業

  • 主要製品

    鉄瓶

  • 住 所

    〒990-2351 山形県山形市鋳物町22

  • 代表者

    長谷川光昭

  • 担当者

    長谷川多恵子

  • T E L

    023-643-7141

  • F A X

    023-643-7141

  • 対応言語

    日本語

創業者の想い・創業当時のエピソード

長文堂は1952年に創業し、それから68年が経ちますが鉄瓶一筋で製作している工房です。初代・長谷川長六は鋳物師として一人前に認められる鉄瓶づくりに憧れ、自分の工房をもって製作する夢を描いていました。1945年頃、修業先では工場長となり、経験と技に磨きをかけてようやく自分の工房で「長く愛される鉄瓶をつくる」ことが叶うことになります。しかし、その数年後に病に倒れて、亡くなってしまいます。念願の鉄瓶製作をはじめたばかりの頃でした。その姿を見て育った二代目長谷川文雄が、亡き父の意志を受け継ぎ「長文堂」という工房を構えます。「長文堂」という屋号は、自分の工房を持つことが夢であった長六の「長」と文雄の「文」を一文字ずつ入れたものにしました。代々「何はともあれ鉄瓶づくりで一人前になれ」と言い伝えられてきました。「質の高い、長く愛される鉄瓶づくり」に信念と情熱をもって、ひたすら真面目に向き合ってきて、現在、三代目長谷川光昭もその志を受け継いで技を磨いています。

作者の想い、こだわり・地域との関わり

自然豊かな風土の山形で約900年前から高い技術力によって育まれ、受け継がれてきた山形鋳物。肉厚が薄いゆえ軽く、鋳肌が美しい「薄肉美麗」と評されるようになりました。その品質の良さをそのまま継承しているのが長文堂の鉄瓶です。軽量で使いやすく、湯切れが良いことと、鋳肌が美しくてバランスのとれた形。用と美を兼ね備えたものづくりは、先代から受け継いだものです。また、使い手に時を重ねても長く愛用して頂ける道具でありたいという想いから、日々、鋳造技術と品質にみがきをかけて「より良いものづくり」を目指しています。例えば、最終仕上げの伝統的な技法「漆焼付け着色」。この技法は熟練した技術力と感覚が必要ですが、これによって、鉄瓶を使いこむほどに味わい深い艶がうまれてきます。優れた品質で長く使える鉄瓶を使い手が愛着をもって「育てる道具」としてお使い頂けるというのも長文堂の鉄瓶の魅力です。

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