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加藤木工【山形県酒田市】

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企業概要

  • 会社名

    加藤木工

  • 創業・設立年

    1947年

  • 業 種

    木工業

  • 主要製品

    酒田船簞笥、木工芸品

  • 住 所

    〒998-0027 山形県酒田市北今町7-47

  • 代表者

    加藤 治

  • 担当者

    加藤 渉

  • T E L

    090-5671-5410

  • F A X

    0234-22-2242

  • 主な販売チャネル

    国内委託販売、国内ECサイト

  • 国内外EC販売実績

    Yahoo!ショッピング

  • 対応言語

    日本語、英語

創業者の想い・創業当時のエピソード

山形県酒田市で伝統工芸品である酒田船簞笥の指物(読み:さしもの、作業内容:木部組み立て)を四代に渡り継承している木工業者です。指物とは主に木板を金属製の釘やビスを用いず組み合わせる技術です。酒田船簞笥は江戸時代から明治時代にかけて日本海側を就航していた北前船に搭載されていました。当時は三国(福井県)、小木(新潟県佐渡)とともに三大生産地として、多くの職人が酒田市で腕を振るっていました。しかし北前船就航終息とともに酒田船簞笥の利用需要はなくなり、美術工芸品として重宝がられたものの、現在では生活様式の欧米化に伴い需要はほぼなくなっています。需要の減少とともに酒田船簞笥に関わる職人は居なくなり、酒田市内で代々関わり続けている企業は弊社のみとなってしまいました。

作者の想い、こだわり・地域との関わり

酒田船簞笥を次世代に継承すべく、伝統工法を守り続けるとともに、現代の生活様式に合わせて技術変革を行なった商品開発にも注力して参ります。酒田船簞笥の外装は欅・鉄金具・漆塗によって堅牢に作られ、重厚な雰囲気を醸し出しています。一方で内側の引き出しは桐を用いて気密性が高いため、船が沈没しても浮力で回収できたという逸話もあります。外装の欅は山形県庄内産を用い、地域の林業持続に貢献します。職人技術が失われた鉄金具彫金・漆塗りについては伝統技法を紐解き理解するとともに、若手技能者を育成するなど地域産業発展にも貢献していきます。 

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